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■石の魅力

古代エジプトやギリシャでは、石には強大な力が宿っているとされ、悪魔祓いや治癒効果、お守りとして様々な場面で使われて来ました。その妖美で美しく透き通った石の輝きから、時には人を魅了し心を惑わすなど争いの原因になることもあります。おそらく古代の人々は、その不思議な力(波動)を感じたため、大切にして来たのでしょうね。
ここではそんな不思議な力を持つ石の歴史や石の効果・魅力を、著者の好きな宝石を優先的(笑)にお調べして、紹介しています。お守りとして、また大切な人にプレゼントとして参考にして頂けたら、幸いです。
手作りのアクセアリーもプレゼントには喜ばれる品物です。アクセサリーキットなら材料も揃っているので簡単にできちゃいます。
特に最近では色々な宝石やパワーストーンを使った結婚指輪や婚約指輪を作成している店舗もあるため探してみては如何でしょうか?

■ダイヤモンドの歴史

おそらく一般的に知られている宝石の中で、ダイヤモンドはとても有名で、知名度が高い宝石のひとつではないでしょうか。ダイヤモンドが発見されたのは約紀元前四世紀頃で、ダイヤモンドを見つけたインド人がその後ヨーロッパに渡り、権力ある富裕層の間でダイヤモンドブームが起こったとされております。ギリシャ語のアダマス(征服しがたい)が名前の由来と言われており、美しいだけではなく、屈強な宝石でもあります。
ダイヤモンドと言えば、最も硬い鉱物としても有名です。炭素でできているダイヤモンドは、地球の深い部分(地表から120〜200Km)で形成 され、さらに高温のマグマの中で熱と圧力(なんと2000度の高温と6万〜7万気圧の高圧下)によって鍛えられ結晶化されます。その結晶化されたダイヤモンドが、火山などの噴火でマグマと一緒に地表近くまで運ばれて来たため、人が手にすることができるのです。そんなマグマの中で鍛えられたダイヤモンドは硬いため、カットされ、研磨されなければ、光輝く美しいダイヤモ ンドにはならないのです。15世紀以前までは高い高度を誇るダイヤモンドはその加工の難しさから、それほど人気はありませんでした。それからは加工技術が進み、現在のように光り輝く美しいダイヤモンドが、指輪やネックレスなどアクセサリーとして流通するようになったのです。

■モース硬度

ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが考案した、鉱物に対する硬さの尺度のことを言います。天然の鉱物の中から10種類の鉱物を選び、硬さの尺度として1番から10番までの番号をつけて、それぞれに対応する標準物質を設定しています。ダイヤモンドは一般的に硬い鉱物として知られていますが、「叩いても壊れない。」硬さではなく、「あるもので引っかいたときの傷のつきにくさ。」のことを指します。ダイヤモンドは砕けないイメージがありますが、ハンマーなどで叩くと容易に砕けるものもあります。
モース硬度はその測定物に対して、硬度の小さい鉱物から順番にこすり合わせ、測定物に傷がつくかつかないかを目測し、測定物の硬度を判定する方法なのです。ダイヤモンドのモース硬度は10とされており、モース硬度9のルビー・サファイアと比べても比較にならないぐらいの傷のつきにくさなのです。

■カラーダイヤモンド

ダイヤモンドはイメージ的に無色透明の宝石と思われがちですが、下記のように様々な色相のダイヤモンドが存在しています。

・ブルーダイヤモンド
・イエローダイヤモンド
・レッドダイヤモンド
・グリーンダイヤモンド
・ピンクダイヤモンド
・パープルダイヤモンド
・ブラウンダイヤモンド

■4C基準

4つの評価基準の頭文字Cを合わせて4Cといい、この4Cと呼ばれる基準によってダイヤモンドの品質は評価されています。ダイヤモンドはこれらの評価の総合点により、価値・価格が決定するのです。






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Last update:2022/12/23